水産会社様シール事例

発泡スチロールと一緒にリサイクルできるシール 水産会社様が抱える問題を、シールで解決

お客様が抱えていた問題

水産業界の会社と取引きしているなかで、次のような問題があることがわかりました。

  • 発泡スチロールの箱を廃棄するときいちいちシールをはがして粉砕しなければならず手間がかかる。
  • 冷凍もするのでシールの粘着力が強く、シールがはがしづらい。

提案内容

シールごと発泡スチロールの箱を粉砕できればお客様の作業効率のアップと経費削減が可能だと考え、発泡スチロールと同じ材質(ポリスチレン)のシールを開発しました。

開発過程

1年間の開発期間
表面素材となるポリスチレンに糊をひくために、材料メーカーに協力を仰ぎました。ポリスチレンをフィルム状に薄くすると破れやすくなり、糊をひく段階で表面のフィルムが破れて製造できない問題が発生しました。フィルムの厚さを工夫して、実用に耐えるシールの材料ができるまでに約一年かかりました。
シールの貼りにくさが残る
ポリスチレンを材料にしたシールは通常のシールよりも薄くてこしが弱いので、貼りにくいと感じる方もいらっしゃいました。そのため、表面素材の厚さを変えて何種類か用意し、水産会社様にシールを貼るテストしていただき、貼りやすさを追求しました。

成果

出来上がったシールは発泡スチロールごと粉砕できるようになったので、お客様の手間を減らすことに貢献できました。また、発泡スチロールのフィルムのコストは通常のシールよりも安く、製造コストを抑えることにも貢献できました。

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